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令和元年度 9月会議(第1日 9月 5日)

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  1. 精華町議会 2019-09-05
    令和元年度 9月会議(第1日 9月 5日)


    取得元: 精華町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和元年度 9月会議(第1日 9月 5日)  令和元年度9月会議(第1日9月5日) ○議長  皆さんおはようございます。             (おはようございます。) ○議長  ただいまの出席議員数は全員であります。定足数に達していますので、ただいまから令和元年度精華町議会定例会9月会議を開きます。  これより本日の会議に入ります。  令和元年度精華町議会定例会9月会議の再開に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  議員の皆様におかれましては、公務ご多用の中、ご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。  さて、この間、台風を初め安定しない気圧等の変動によって、全国各地で大雨などによる災害が発生をしております。特に過日の九州北部地方では、豪雨などにより犠牲となられた方々に対しましてご冥福をお祈りいたしますとともに、甚大な被害を受けられました被災地の皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。  また、ことしの夏も日本各地で暑い夏となりました。全国では熱中症により病院に搬送された方が、昨年度の数には及びませんが、多数おられたところであります。さらに、この時期、夏風邪により体調を崩されている方もおられます。みずからの体調管理には万全を期していただきますよう、よろしくお願いをいたします。  一方、2020年に開催の東京オリンピック・パラリンピックを前に、ラグビーワールドカップが今月20日から日本で開催をされます。皆さんご存じのとおり、ラグビーは相手の敵地にトライするため、味方によるボールをつないで相手方のゴールを目指すスポーツであります。特に言われておりますのが、ラグビーにおける精神論であります。このスポーツは、現代社会の中においても言えることですが、それぞれの立場を踏まえ、それぞれが役割をきちっと果たし、チームが一つの目的に向かって、その道中は厳しい中でもお互いを尊重し合い、かつフォローをし、目的を達成していく。やはりこのような精神論も一つ、この時代に必要なものではと強く感じているところでございます。  さて、今9月会議は、平成30年度の各会計の決算認定が中心となります。  議決した予算の締めくくりとして、十分な審議を尽くしていただきたいと思います。  また、今回提案されております議案は、令和元年度の一般会計補正予算を初め、条例の一部改正などの重要な案件が提案をされております。慎重なるご審議の上、適切妥当な結論が得られますようお願い申し上げますとともに、円滑なる議会運営にご協力賜りますようあわせてお願い申し上げ、開会の挨拶といたします。  それでは、開会に当たりまして、木村町長から挨拶の申し出がありますので、これを受けたいと思います。木村町長どうぞ。 ○町長  皆さんおはようございます。             (おはようございます。) ○町長  令和元年度精華町議会定例会9月会議に当たりましてご挨拶を申し上げたいと思います。  本日は、議員の皆様方には公私とも極めてご多用のところ、令和元年度精華町議会定例会9月会議にご出席を賜り、まことにありがとうございます。平素は、精華町発展のために町行政全般にわたりまして格別のご尽力とご協力並びにご意見、ご指導を賜っておりますことに、心からお礼申し上げます。  さて、去る8月25日に実施の防災訓練は、議員の皆様にもご臨席をいただく中、川西小学校区の自治会、自主防災会のほか、21の関係機関、団体など、約600名の方々にご参加をいただきました。特に子供さんの参加が多く、消火器の使い方や起震車による地震の怖さを体験してもらえたことは、大変よかったと思っております。  今回は、地震によります発災を想定した住民の方々の避難訓練や参加型の各種体験訓練、関係団体によります各種訓練の実施を初め、本町の災害対策本部設置運用訓練の実施に合わせまして、議員の皆様にも、精華町議会災害連絡会議において議員お一人お一人が被災状況の情報収集などといった所掌事項の確認訓練を実施いただきましたが、災害発生時の行政初め各種団体の行動確認と住民の防災意識の向上を図ったところでございます。
     さて、本日提案いたします議案は、人事案件が2件、補正予算が3件、決算認定が7件、条例一部改正が4件、財産取得が1件、訴えの提起が1件の合計18議案でございます。そして、報告分といたしましては、継続費の精算報告が1件、土地開発公社の平成30年度決算が1件の合計2件でございます。  後ほどそれぞれの担当より説明と報告を申し上げますので、十分ご審議をいただき、ご同意、可決、認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  このうち平成30年度一般会計決算概要につきましては、後ほど会計管理者よりご報告いたしますが、平成30年度当初予算は「魅力・活力・協働のまちづくり実感型予算と題しまして編成し、町民の皆様に各主要事業によります効果を実感していただくべく取り組んでまいりました。  具体的には、前年度の中学校空調整備に続きまして小学校空調整備が完了し、防災行政無線の完了と運用の開始、また、長年の懸案でありました打越台環境センターにかわる新グリーンセンターも稼働いたしました。こうした主要事業が完了し、町民の皆様にその成果を還元することができましたのも、関係機関のご配慮や議会議員の皆様のご理解とご協力のたまものでございまして、厚くお礼を申し上げます。  また、収入面におきましても、自主財源の主軸であります町税収入は、前年度比較では若干減少しましたものの、引き続き56億円台を確保し、経常一般財源総額では前年度から若干増加いたしました。しかしながら、経常収支比率は98.9%と、財政構造上、依然として厳しい状況にあり、今後におきましても慎重な対応が必要となってまいります。  平成30年度は、先にも申し上げましたとおり、多くの主要事業を完了し、その成果を実感していただける決算概要ではないかと考えておりますが、まだまだ多くの行政課題がございます。これらの課題にも一定の道筋がつけられたものと認識しておりますが、精華町のより一層の発展のために、今後とも議会と行政とがより一層課題の共有が図られますよう努めてまいりますので、議員の皆様におかれましてもどうかよろしくお願い申し上げます。  次に、この間、町行政におきまして、名誉ある表彰の受賞がございましたので、この場をおかりいたしまして報告申し上げます。  番号1番の資料でございます。去る8月30日、早稲田大学パブリックサービス研究所が主催されますパブリックディスクロージャー表彰において、平成29年度決算のあらまし、まちの家計簿と、平成30年度予算のあらまし、まちの羅針盤が、住民周知のためによりわかりやすく工夫しているとして、グッド・パブリックディスクロージャー賞を9年連続で受賞いたしました。今後におきましても、引き続き財政情報の開示に努めてまいります。  それでは、この機会に議長のお許しを得まして、議員の皆様に謹んでご報告申し上げます。皆様も既にご承知のように、去る8月9日の臨時記者会見で、10月の町長選挙に出馬しないことを表明させていただきました。平成15年10月24日に初登庁させていただき、町長に就任させていただいて以降、4期16年間にわたりまして、多額な債務の解消と数多くの住民要望と諸課題解決に取り組むことができましたことは、ひとえに議会議員の皆様のご理解とご協力と、公共的活動団体の皆様の活動を通じましてご支援いただいたたまものでございまして、改めて感謝申し上げる次第でございます。ありがとうございました。残りの任期はわずかではございますが、最後まで精いっぱい務めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、再開に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長  本日の日程ですが、お手元に配付の議事日程表により議事を進めてまいります。  なお、日程第5から日程第7の3議案につきましては、本日即決をいたしますので、よろしくお願いをいたします。その他の議案につきましては、提出されている議案の説明にとどめ、後日、議案質疑を行いたいと思います。 ○議長  これより日程に入ります。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第130条の規定により、5番、塩井議員、6番、青木議員に指名をいたします。以上のとおり、両議員に差し支えのある場合には、次の議席の議員にお願いをいたします。 ○議長  日程第2、会議期間の決定の件を議題といたします。  今9月会議の会議期間については、去る8月29日に議会運営委員会の開催を願い、検討を願った次第であります。  お諮りをいたします。令和元年度定例会9月会議の会議期間は、お手元に配付の会議予定表のとおり、本日から9月30日までの26日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認めます。よって、9月会議の会議期間は、本日から9月30日までの26日間と決定をいたしました。 ○議長  日程第3、諸般の報告に入ります。  報告は、4件です。  1点目は、議員派遣報告で、会議規則第132条第2項の規定に基づき、お手元に配付をいたしました。  2点目は、休会中の委員会開催報告で、二つの常任委員会から審査報告書が提出されましたので、お手元に配付をいたしました。  3点目は、委員会・会派等研修報告で、3件の報告書が提出されましたので、お手元に配付をいたしました。  4点目は、組合等議会報告で、4件の報告書が提出されましたので、お手元に配付をいたしました。  以上で諸般の報告を終わります。 ○議長  日程第4、行政報告に入ります。  行政から報告の申し出がありますので、報告を受けたいと思います。はい、副町長どうぞ。 ○副町長  この機会をいただきまして、行政から数点、報告を申し上げます。  まず1点目は、資料番号2の平成30年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告についてでございます。  お手元の二つの資料のうち、まず健全化判断比率では、資料に記載のように、実質公債費比率が14.1%、将来負担率は115.6%でございまして、町監査委員からは総合的な意見として、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類はいずれも適正に作成をされていると評価をいただきました。  次に、二つ目の公営企業会計に係る資金不足比率でございますが、三つの会計が対象となるわけでございますけども、いずれも資金不足比率の該当はございません。これらの数値につきましても、町監査委員からは総合的な意見として、資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類はいずれも適正に作成されているとの評価を受けました。  次に、2点目は、資料番号3の京都スマートシティーエキスポ2019の開催についてでございます。来る10月3日、4日の両日、けいはんなオープンイノベーションセンター通称KICKなどにおきまして、京都スマートシティーエキスポ2019が開催をされます。本町といたしましても、チラシの各戸配布などで啓発を実施をする予定でございます。  次に、3点目の資料番号4、2019ツアー・オブ・ジャパン京都ステージ大会報告書でございますが、実行委員会において作成をされましたので、お手元に配付をさせていただいております。  次に、4点目は、資料番号5の精華町コミュニティーホール指定管理者募集についてでございます。令和2年4月から令和5年3月までの期間における指定管理者選定のため、今月30日まで候補者を募集しております。  なお、応募の中から書類審査及び選定委員会を経まして候補者を選定し、定例会12月会議に指定議案を提出をさせていただく予定でございますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、5点目は、資料番号6の来年度採用の職員募集の応募状況についてでございます。去る8月16日で募集を締め切りましたところ、合計80人の応募がございました。  なお、第1次試験は、来る9月22日に実施をする予定でございます。  次に、6点目は、資料番号7の精華町プレミアムつき商品券の販売についてでございます。精華町プレミアムつき商品券事業を精華町商工会のご協力のもと、国の補助事業として実施をいたします。販売は町内郵便局と役場で行い、販売日時はお手元の資料に記載のとおりでございます。  なお、使用期限は、ことし10月1日から来年の2月29日まででございます。現在、使用可能店舗は55店舗でございますが、増え次第、順次町ホームページに掲載をする予定でございます。  次に、7点目は資料番号8の精華町クリーンリサイクル運動の実施についてでございます。今年も7月から10月にかけまして、42自治会のご協力によりまして、1万4,400人の参加が見込まれております。去る8月17日には、木津川河川敷の開橋周辺におきまして重点清掃活動を実施し、10の協力団体から約60人が参加をされました。  次に、8点目は、資料番号9の冷蔵庫整理食品ロス削減キャンペーンの実施についてでございます。住民の皆さんや事業者に対する食品ロス削減の啓発を通じましたごみ減量化を目指し、京都府立大学地域貢献型特別研究通称ACTRで3年計画で実施をしている研究の最終年の取り組みとして、資料に記載をしてますようなキャンペーンを今月1日から11月30日までの3カ月間実施をいたします。  最後に、両面刷りの資料番号10ー1、2でございますけども、各種諸行事などでございます。記載のように、各種の行事が続いてまいります。議員の皆様方にはぜひともご臨席を賜り、諸行事が盛大に開催できますよう、ご理解とご協力を賜りますようお願いを申し上げます。  私からの報告は以上でございますが、引き続き教育長からご報告を申し上げます。以上、貴重な時間を拝借いたしまして、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長  教育長どうぞ。 ○教育長  この機会をいただきまして、教育委員会関係分につきまして、ご報告申し上げます。  資料番号11でございます。精華中学校3年生の松尾汐恩さんが先月、イタリア・ローマで開催されました世界少年野球大会に出場し、チームが見事優勝されました。松尾さんは、2019年第38回世界少年野球大会ジャパンチームの一員として日本代表選手18名のうちの1人に選出され、チームの優勝に貢献されました。世界大会への出場決定の報告をするために、去る7月8日に本町役場を訪問され、町長に抱負を語っていただきました。その内容は、広報誌「華創」8月号に掲載させていただいたところでございます。  また、今月9月号の広報誌には、大会前の練習の時の取材内容や世界大会の結果などを掲載する予定でございます。  松尾さんの今後ますますのご活躍を祈念いたしますとともに、教育委員会といたしましても、各種スポーツ活動のさらなる発展を目指して取り組んでまいりたいと考えております。  次に、夏休み期間中に行われました町内の小・中学生の各種大会の成績につきまして一覧表にしております。子供たちの頑張りをご覧いただき、機会がございましたら、励ましのお声かけをいただければ幸いに存じます。  最後に、資料はございませんが、宇治市内で新たに発見された図書館資料不法投棄についてご報告いたします。5月に相次いで見つかりました一連の図書館資料不法投棄でありますが、8月7日、宇治市内で新たに147冊の投棄された書籍が発見され、昨日、その中に本町図書館の書籍7冊が含まれているとの連絡を宇治警察署から受けました。投棄された書籍の詳細な情報はまだ得られていません。現在、宇治警察署と連絡を図り、被害状況の把握に努めるとともに、本町図書館内における見回りの強化や貸し出し手続啓発張り紙の掲示などを継続し、警戒に努めているところでございます。  教育委員会からのご報告は以上でございます。貴重な時間を拝借いたしまして、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 ○議長  次の日程第5から日程第7までの議案につきましては、先ほど申し上げましたとおり、本日質疑・討論後、採決をいたしますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長  日程第5、議案第52号 精華町公平委員会委員選任同意を求めることについての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。町長どうぞ。 ○町長  それでは、議案第52号 精華町公平委員会委員選任同意を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  今回、公平委員会の委員として提案させていただく方は、田中茂様でございます。田中様の生年月日と住所につきましては、議案書の2ページに記載のとおりでございます。  また、経歴につきましては、議案書の3ページに記載しておりますとおり、昭和58年3月に立命館大学法学部卒業後、平成3年10月に司法試験に合格され、平成6年4月から京都弁護士会に登録以来、弁護士業務につかれ、平成11年4月より田中茂法律事務所を開設され、現在に至っておられます。  また、この間、京都弁護士会において、京都弁護士会副会長を歴任されるなど、法律専門職のサービスをより身近に受けられるようにするため、日々活動されております。  また、精華町公平委員としても、平成25年12月よりご貢献いただき、経験、知識をお持ちであることから、今回引き続いての選任について提案させていただくものでございます。  以上、議案第52号の提案説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご同意賜りますよう、よろしくお願いをいたします。終わります。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。  なければ、これで質疑を終わります。  討論省略して、お諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。  本件について、原案のとおり同意することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。よって、日程第5、議案第52号 精華町公平委員会委員選任同意を求めることについての件は、原案のとおり同意することに決定いたしました。 ○議長  日程第6、議案第53号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。町長どうぞ。 ○町長  議案第53号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  今回、人権擁護委員として推薦させていただく方は、現職の人権擁護委員であります清水誠様でございます。清水様の生年月日と住所につきましては、議案書の2ページに記載のとおりでございます。  続きまして、3ページをご覧ください。清水様は、平成23年1月から本町の人権擁護委員としてご活躍いただいており、現在3期目で、本年12月31日をもちまして任期が満了となります。  3ページの中段部分から、清水様の活動実績といたしまして、主に人権擁護委員の第3期目に係ります実績を資料として掲載させていただきました。  (1)では、京都地方法務局管内での活動実績を法務局で集計されたものでございます。(2)では、精華町内での活動実績を本町で集計したものでございます。いずれも、主に町役場会議室や法務局の特設相談所での人権相談に従事していただいたり、街頭啓発や人権の花運動など、人権啓発活動に取り組んでいただいております。  今回の人権擁護委員の推薦に際しましては、清水様が人権啓発人権相談等の活動において、これまでの豊富な経験と見識による積極的な人権擁護活動が期待でき、ご本人も大変意欲を持っておられますことから、清水様を人権擁護委員として適任と判断し、引き続き人権擁護委員として法務大臣へ推薦いたしたく、議会の同意を求めるため、提案するものでございます。  なお、清水様の任期につきましては、令和2年1月1日から令和4年12月31日までの3カ年でございます。  以上、議案第53号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。質疑ございませんか。  なければ、これで質疑を終わります。  討論省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。議案第53号について、原案の者を適任者とすることに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。よって、日程第6、議案第53号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての件は、適任者とすることに決定をいたしました。 ○議長  日程第7、議案第54号 令和元年度精華一般会計補正予算(第2号)についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。副町長どうぞ。 ○副町長  議案第54号 令和元年度精華一般会計補正予算(第2号)につきまして、町長にかわりまして副町長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  内容につきましては、予算書の11ページ、附属資料は1ページでございます。交通安全対策費事務経費127万8,000円の追加計上と、交通安全施設整備事業について2,074万7,000円の追加計上をお願いするものでございます。現在賃貸借によりまして、祝園第3自転車駐車場として使用をしております敷地を、地権者に返還する必要が生じましたことから、代替用地を確保するための借地料を追加計上するのとあわせまして、当該用地を自転車駐車場として整備する費用と、返還する敷地の原状復旧費用追加計上するものでございます。  附属資料のほうに位置図を添付をしておりますけども、中央の緑色で表示をしている部分が返還の対象となる現在の自転車駐車場でございまして、代替地として確保しますのが、その北側に赤色で表示をしている部分でございます。  なお、今回の補正予算の財源といたしましては、予算書の8ページ、9ページに記載のように、全額、財政調整基金繰入金によるものとしてございます。  以上、議案第54号の提案理由の説明でございました。ご審議の上、可決を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  ただいま提案理由の説明が終わりましたので、これより質疑を行います。  まず、歳出から歳出全般で質疑を行います。ページは10ページ、11ページです。質疑ございませんか。山本議員どうぞ。 ○山本  今、説明ありました議案第54号の交通安全対策事務経費追加計上ということで提案がございましたけど、附属資料によりますと、現在あるJRと近鉄の新祝園駅と祝園駅の間の駐輪場を北側のほうへ移設していくということでありますが、何点か移設に先立ちまして疑問点ありますのでお伺いしたいと思います。
     1点目は、この附属資料の下側にあります、舗装とか区画線とかネットフェンスとか照明器具とか、いろいろ書かれておりますけれど、1点、今まで継続的に防犯カメラの設置の件があると思うんですけど、まず1点目は、防犯カメラをどのような形でどのような位置につけるかということと、あと、駐輪場、非常に経費かかると思うんですけど、今までどこも屋根がないんですけど、屋根とかそういうやつを計画されたかということ。それから、今まで駐輪場については、町外からの利用に対するいろいろな有料化とか、全体的に屋根をつけて有料化にするとか、そういう意見もあったと思うんですけど、そこらの対応を今後どう考えておられるか。あと、駐輪場の整備要員、今までのように朝とかの整備、いっぱいになったときどういうふうな形で配置していくのかいうことであります。  あと、もう一点、入り口は当然今までと同じところになるんか、ほかからも入れるような配慮をされるんかどうか、いわゆる北の端のほうからも入れるような配慮をされるんかどうか、そこらの点をお伺いしたいと思います。 ○議長  答弁願います。総務課担当課長。 ○岡田総務課担当課長  24番です。まず1点目の、防犯カメラの設置の関係ですけれども、今、危機管理室のほうとの調整のもと、施設が整備して、その後設置の方向で話をさせていただいているところでございます。  次に、2点目、屋根等の検討の件ですけれども、今回の整備の新しく整備する区画につきましては、屋根の設定の予定はございません。  それと3点目、有料化の関係ですけれども、そちらにつきましては、今回借地の関係で拡張するわけですけれども、それにつきましては、エリアにつきましては十分余裕のある借地の広さを確保できたと思っておりますので、有料化につきましては、町有地を基本に考えておりまして、今回のそちらの新たな用地での有料化は現在考えておりませんが、今後、西側等の第2駐輪場のほうを具体的に有料化を想定しながら、近隣の状況を確認しながら研究を図っていきたいと思っております。  次に、4点目の整備要員の関係ですけれども、現在日常的にシルバー人材センターに委託を行いまして、状況の緩和といいますか、現状としましてはほぼ飽和状態にある状態をきれいにしていただいて、ごみ等の処理もしていただいてますけれども、当分、整備の完成の予定としましては年度末を予定しておりますので、次年度につきましては状況を見ながら検討してまいりたいと思っております。  次に、5点目の入り口の関係ですが、議員の発言にもありました北側からの進入につきましては考えておりません。今までと同様に南側からの入り口のみとなります。以上でございます。 ○議長  よろしいですか。山本議員。 ○山本  有料化については、今後考えていくということで、精華町の中の税金を使ってというところで、他町からの利用も非常に多いように見受けられます。特に単車等、今回どういう場所へ置かれるかわかりませんけど、そういうことも含めて考えていただきたいと思います。  ほんで防犯カメラについては、現在、ここからの駅の階段含めて防犯という意味で役目果たしておりますので、その点も考慮していただきたいと思います。駐輪場が北側へ行くということで、この駅の階段付近の防犯上の問題がいろいろとあると思います。ここ、特に自転車通勤と車の関係の方が利用されるいうことで、非常に混雑している時間帯も多いと思いますので、十分考えていただきたいと思います。  あと、整理要員については、様子を見てということで、朝のとこが特に、広くなっても遠くまでいうことで時間かかりますので、手前から順番にがあっと並べられたら、今度奥へ行けなくなる状況も想定されますので、そこら十分、当初設定されたときからの利用者の誘導と、今後これから引き続き問題あるようでしたら、次年度もいろいろ考えていただきたいと思います。  以上、そこらの点について、もし何かあれば答弁願いたいと思います。 ○議長  何かありますか。別に、思いで汲んでいただけるんですか。よろしいですか。  ほかに。柚木議員。 ○柚木  駐輪場の借地料について質問をします。  借地が3カ所、緑のところは返還するんですが、返還することによって完成まで不用になる、減った分、マイナス分の金額を聞きたいと思います。  それから、赤い部分ですが、新しく発生する借地料は幾らなのか、お願いします。  そして、使用できるまで暫定的に借りる、その借地料もよろしくお願いします。  そして、下の交通安全施設整備事業のほうの一番下ですけれども、川西土地改良区農地転用決済金、金額を書いてあるんですが、意味や目的がわかりませんので、お願いをします。 ○議長  答弁願います。暫時休憩します。             (時に10時44分) ○議長  再開をいたします。  ここで11時まで休憩をいたします。             (時に10時46分) ○議長  それでは、再開いたします。             (時に11時00分) ○議長  先ほどの柚木議員の答弁からお願いをいたします。答弁願います。総務課担当課長。 ○岡田総務課担当課長  24番でございます。まず、ご質問の借地料の関係ですけれども、今回返還に当たりますその土地につきましては、37万8,336円の返還といいますか、予算残を見込んでおります。  それと、新たに借りる予定のところにつきましては、計上してます127万8,000円が増額です。減額の、先ほど言いました37万8,336円につきましては、駐輪場の代替の土地を借りるように減額をしておりません。  それと、2点目の土地改良区の農地転用の決済金の内容でございます。内容につきましては、現状の田から他の用途として使用となるため、いわゆる農地からの転用に伴う川西土地改良区に対する支払い手数料でございます。土地改良法に基づきまして、施設の維持管理や土地改良事業を実施する際に要する費用について、残った農地の所有者の負担が増加することを防ぐことを目的として、農地転用時に決済金として精算する制度でございます。以上でございます。 ○議長  総務部次長。 ○浦本総務部次長・総務課長  ただいまの、先ほどのご質問で、少しちょっと補足をさせていただきます。  ご質問の中で借地料の部分で、もう一点、暫定の駐輪場の使用料のご質問があったかと思います。先ほどの答弁の中で、返還する用地の予算の執行残の見込み、37万8,000円余りというようなご答弁をさせていただきましたけども、その分を今回の予算では補正をしていないという答弁を先ほどさせていただきましたが、その補正をさして、減額してない理由としてその暫定使用、工事期間中にあふれた車両を一時的に収容できるような暫定的な駐輪場を確保したいということで、現在そういう用地の確保を含めて調整をしとるんですが、そういうところの経費に充てていきたいいうことで、今回予算は落としてないと、そういうことでございます。 ○議長  柚木議員よろしいか。佐々木議員どうぞ。 ○佐々木  さっきの柚木議員の質問というのは、議案の判断に係るものですから、できればこれは今の答弁を含めて明記をしていただければ、時間が20分ぐらい短縮できたということになります。  その上で、幾つかありますので、もう3回しかないので的確に質問させていただきます。一つは、今最後にあった暫定借地料が発生するという話になってますよね。1カ所は町有地だから発生しないとしても、総務委員会の資料によると、もう一カ所は民有地ですよね。民有地の借地で120台分、170平方メートル、これが38万円程度という話になりましたが、そもそもこのお金が発生してしまう原因がどこにあるかということなんですよね。総務委員会の資料によると、7月29日付で契約条項に基づく契約解除の申し出があって、10月末までに原状復帰が必要という話になってます。要するに、これを見ると通告後3カ月で返さなあかんという話になってるわけですよ。なぜ3カ月なのかと。この議案にあるように、こういうことを、この件を扱おうと思ったら、新たな代替地を確保しなあかん、原状復帰のための工事をしなあかん、もちろん新たなところの工事もしなあかん、それに関しては議会の議決を経なあかんということで、事務担当としては非常に大変だと思うんですよ。その間に代替地探しながら交渉をし、議案をつくり、通ったら発注をし、原状復帰などをやるわけでしょ。3カ月っていう、そもそもこの期間の設定の仕方がおかしいんじゃないかというふうに思うわけです。  それは終わったことだけども、じゃあ、今度の北側に伸びた二つの土地についての新たな契約の期間っていうのは一体何カ月なのかと。要するに解除通告をされてから、町が返さなあかん期限ですね。同じ3カ月だとしたら、またその同じことが起こるわけですよ。極端な言い方すれば、それが3カ月以上で、例えば6カ月とかであれば、この暫定借地料は要らなかった可能性もあるわけですよ。ある意味、3カ月という期間を設けたがゆえに、言っちゃ悪いけども、必要ない経費が発生してるということになりかねないので、新たな契約の解除通知期間というのは一体どのぐらいを設定をしているのかが1点目です。  2点目は、ちょっとこれ、写真を見た範囲でしかわからないんだけども、今の現、残る町有地ね、駅のすぐ西側にある、それと、新たな土地が二つありますよね、上に。その三つの土地をつなぐところに、多分この白いところをね、白いところがいわゆるつながる、何ていうかな、接続部分ではないかと想定をした上で質問をします。回数ないからね。でね、恐らくここっていうのは、河川があるのかな、ということで、その河川をまたごうと思ったら橋をつくらなあかん話になってくるわけです。その橋の幅がもしかしてこの白いところかなと、ほんまにこれ、計算したわけじゃないけど、1メートルあるかないかぐらいの幅にしか見えないんですよね。多分3メートルはないだろうと思えるような幅しかないです。こんだけ長細い駐輪場をつくるということは、行き来が激しくなるということでしょ。こんだけの接続でいいのかということですよ。もうちょっと幅を広くして、河川があるんだったら河川を、全部とは言わないけども、接続部分の半分ぐらい行き来できるような状態にできないのかと、要するに安全面からです。その点はどうなのか、2点目です。  3点目は、この今の返す土地、緑の土地の部分が自転車が通れないとすれば、今の町有地のところ、要するに真ん中にある、駅からおりてくる階段の横、あの階段の横っていうのは非常に狭いんですよ、幅はね。しかも、そこに現状で言えば、町は停めるなって書いてあるんだけども、急いでる人が停めていってる、要するに通路に停めていってしまっている状況に今、あります。要するに今の話は、今までだったら左右に分かれて入っていた自転車が1本になる。しかも、2メートルあるかないかというぐらいの幅のところを行き来するとなるわけですよ、こんだけの量の自転車がね。これも非常に事故の誘発する原因になるんじゃないかということがありますが、この辺の安全対策はどうするのかっていうのが3点目です。  4点目は、先ほど山本議員のほうからもありましたが、北側からの出入りができないのかという話ですよ。要するにローソンから保育所につながってる道へのアクセスができないのかと、そんなに距離ないでしょ、恐らくここまでの間、距離的には。これがないとすれば、例えば地域名で言えば、中とか東とか西北とか、その辺の方が来る場合はぐるっと一旦ひょうたんやの前まで、要するに郵便局の前まで通って、またぐるっと北に行って、今度一番端に置いて、四、五分かけて駅に行くという話になります。北から来ればその部分は緩和されるわけですが、なぜ北側から、こんだけ伸びるんだったら北側からの駐車が出入りができないかという話ですよね。そうすれば、均等とは言わないけども、南側だけだと恐らく南側から詰まっていきますよ、当然のことながら。そうすると、北側っていうのはがらがらになるか、もしくは後から来た人がしようもなしに歩くか、急いでる人はそこまで行かずに途中の通路に置いていくということが起こり得るわけだけども、北側からの進入っていうのはやっぱり要るんじゃないかとは思います。そうすれば、先ほど申したような2点目、3点目のことは少しは緩和できるんです。それをなぜしないかというのが4点目です。  5点目は、これはちょっと別件だからいいですけども、この議案書でいうと、赤い印のある右側、線路挟んで右側、要するに東側ですね。ここの部分にも空き地があるんですよね、住宅地の後ろに。こういうところの活用は考えなかったのかという点が5点目です。  6点目は、総務委員会の資料によると、いわゆるこの緑部分は10月までに返さなあかんと。赤部分は今年度中にかかって工事をするとなってますね。その間、半年ぐらいは第1、第2、要するに東側と西側の駐輪場に誘導するというふうに書かれているわけですが、現在西側の駐輪場については、西一丁目関連の排水工事の関係で一部駐輪場が閉鎖されてますよね。この排水路の工事との関係で、この工事が10月末までに終わればいいけども、終わらなかった場合、いわゆる使えない車両がどこに行くのかという話になるわけです。この辺でスケジュール上の、事業部との、事業部だったかな、関係なんですけども、それとすり合わせができてるのかどうかという点が6点目です。  あと7点目は、ちょっと中長期的な話で申しわけないけども、この緑の返還した土地がどうなるかですよね、ということなんですね。ここに仮に半永久的なものが建ってしまったら、建つかどうか別にしても、いわゆる町が今やろうとしていること、また議会も議決をしたようなけいはんな線の延伸に関しては、大きな影響を与える可能性が出てくるわけですよね。けいはんな線は地上を走れません、地下か高架です。その関係から言っても、ここが、普通に考えたら左右って、要するに東、西を立ち退かせるのはかなり厳しい話だから、通常は現状の近鉄とJRの間で何とかするという話になるわけですよね。この関係というのはちょっと中長期的な話ですけども、この辺との関連ではどういう構想を持っておられるんですか。  7点、よろしくお願いします。 ○議長  答弁願います。総務課担当課長。 ○岡田総務課担当課長  24番でございます。まず1点目の、新しく契約に当たる内容の解除期間の想定としましては、今回のような3カ月という内容にしますと、このような状況になるので、1年をいただくように今、打診をしております。土地の所有者とは承諾を得ているところでございます。  それと、2点目です。資料にございます赤部分と青部分の連絡の通路の幅の関係ですけれども、こちらにつきましては、今後の使用上、放置自転車等の移動等も考慮しまして、自動車を通れる幅、大体2メーターほどの軽トラックが通れるぐらいの幅を想定しておりまして、日常的に放置されたと思われる自転車を奥のエリアへ移動するスペース等に活用する予定でございます。  それと、3番の、町有地の入り口の部分が狭いということですけれども、こちらにつきましては整備が完了次第、現状としましてはどうしても駐車スペースの確保が優先となりますので、整備ができましたら駐輪スペースが余裕ができますので、入り口部分を広げる形で検討をしてまいりたいと思います。  次に、4点目です。赤エリアの線路を挟んで北側の進入につきましては、土地の所有者の調査もございますので、調査をいたしまして、進入路の可能でありましたら検討課題としたいと思います。  それと、駅の線路の東側の空き地部分の活用の検討の関係ですが、こちらにつきましては、駅に通じます道が南側になくて、北側の出入り口からとなりますので、利用者の利便性から考えまして、今回の拡張のエリアに確定したものでございます。  それと、6点目の西側の現行の工事中の工事期間についてですけれども、こちらの工期につきましては、10月末で終了することを確認できておりますので、今回の工事の際に支障が出るものではないと認識しております。以上でございます。 ○議長  総務部次長。 ○浦本総務部次長・総務課長  何点かのご質問の部分で、若干の補足をさせていただきます。  まず、4点目の北側からの出入り口の部分について、可能性を追及するということでございますけども、航空写真見ていただきまして、いわゆる北側の部分で、歩道でいいますと、ローソンの前の信号のところからの南北の道からすると結構距離がありまして、この間、そこの道からここの一番、赤い部分の北の端までの間、結構地形上段差があったり、農地であったり、大きな雑木が生えてたりというような地形上の構造などもあって、なかなかここに誘導する道を、接道するといいますか、つけるというのがなかなか難しい面も実態面としてはございますので、そういう部分で可能性の追及を検討したいということでございます。  それから、もう一点、線路の西側の部分の件もございますけども、用地の確保、借地または用地を取得して確保するという部分での検討では、駅周辺でいろいろ当たってはおるんですが、なかなか、どういうところで駐輪場を設けていくかという根本的なトータルの駐輪場の配置計画とか、そういう部分も含めて研究していきたいという部分でございます。  それとあと、工事期間中の、6点目の誘導の部分で、第2駐輪場の現在工事中の部分の支障の部分、先ほど答弁させていただきましたけども、いわゆる駅の西側、東側の駐輪場の部分で、東側はちょっとあふれておりますけど、西側の第2駐輪場の北区画、南区画、こちらのほうの利用の率はまださほどでないというので、少し空きがございますので、そちらに誘導を図っていきながら、できるだけ安全の確保と利用者、駐輪場利用いただく方の利便性確保といいますか、そういうのを並行して追及しながら工事に当たっていきたいという考え方でございます。 ○議長  総務部長。 ○岩橋総務部長  7点目のけいはんな線の延伸、近鉄けいはんな線になりますけれども、これとの関係ですけども、昨年度、町のほうで延伸についての調査をした時には、具体のルート設定のところまでは費用をかけて調査はしておりませんので、今現時点では確定的な内容は申し上げられないんですけれども、いわゆるここの土地の関係でいきますと、おおむねこちらの理解としましては、この東西連絡通路以南を中心に接続あるいは乗り入れができるような形でのものを想定していると。この緑部分について全く影響がないかといったら、ちょっとそこまでは今言えないんですけれども、少なくとも東西連絡通路以北については、基本的に駅中で早く土地利用を図っていただく方向で誘導してきてる経過もありますので、もともとここに駐輪場を設置してるということとはですね、いずれかの段階では整理清算しなければならない課題でありますので、その辺のあたりは、今申しました今後駅周辺の町営の駐輪場のあり方、あるいは、さらにはもっと民間との分業も含めて、駅周辺全体のこの駐輪対策については総合的に考えていく必要があるという考えでございます。以上です。 ○議長  佐々木議員。 ○佐々木  幾つか答弁があって、西側の工事の関係はほぼ問題ないという話ですので、それは了解しておきたいと思います。  ただね、2メートル幅の要するに土地と土地をつなぐスペースに関しては、2メートルっていうと自転車が辛うじてすれ違えるかすれ違えないかぐらいの幅ですよね。もしかしたらすれ違えないかもしれない、走ってると。となると、やはりそれはどっちかが待たなあかんって話になるわけですよ。いわゆる単線鉄道の行き違い状態が起こるということなんですよね。それやるとかなりいらいら感が募ってきて、こんだけ遠い、恐らくこれ端から歩けば5分ぐらいかかるんじゃないかと思います、駅まで。現状でも西側のところ、歩くところありますけども、西端の駐輪場から、そうね、JRの改札口、または近鉄の改札口まで5分ぐらいかかります。同じようなことが起こるわけですよ。であるならば、やっぱり2メートルと言わずに、もうちょっと楽々自転車が複線で行き来できるような状態にしておかないと、事故が起こる、いらいらする、その結果、通路に放置をして電車に乗っていくという現状のことが繰り返される可能性があるわけですね、特にこれだけ長細くなると。ですから、その辺もうちょっと検討はお願いをしたいと思っています。その点、どうでしょうか。  また、北側からに関しては、可能性を追及するという答弁でしたけども、これ、今言ったようなことを解消するためにも、緩和するためにもぜひとも、そんな自転車の通路だからね。4メートルも5メートルもの道をつくる必要ないわけだから、そこはやっぱり前向きに検討はしていただきたいと思っています。答弁なければそれは結構であります。  それと、後でちょっと検証するために、もう一点だけ追加ですけども、町がこの間、借地をする、こういった借地をする場合の借地料の計算方法は何なのかと。ちょっと調べると、ただ公租公課倍率法だとか積算法であるとか、収益分析法とか幾つかありますけども、どういう方法でこの借地料っていうのは計算をして交渉に当たっているのか、その点についてお伺いしたいと思います。 ○議長  答弁願います。総務課担当課長。 ○岡田総務課担当課長  24番です。借地料の単価の計算ですけれども、先ほど議員がおっしゃった、公共用地の取得に対する損失補償基準であるとか、公共用地の取得に伴う基準であるとかをもとに、もともとほかの借地の方にもそういう形で計算した結果の額を借地料としていただいておりました。  特に、その計算結果に基づきまして、内容が駐輪場、特に長期の契約となっておりますので、そこに見合う額よりは減額した内容で、これまで契約単価としておりました。それの内容で、今回も土地の所有者の方と交渉をしている状況でございます。以上です。 ○議長  あの、白い部分、何や、2メーターのやつを2メーター半にならへんのかという質問。総務部次長。 ○浦本総務部次長・総務課長  先ほど2メーター幅員程度の通路で、行き違いを安全にというようなご質問ございました。そこのところは、十分に、もちろん水路の蓋かけ、それと舗装する部分との、いわゆる自転車を停めるスペースと自転車が往来できる部分のとり合いの部分については、十分安全が確保できるような形で、そういう区画の設定を行いたいということで考えております。以上です。 ○議長  よろしいか。  他に歳出全般でございませんか。  なければ、次に歳入に入ります。  戻っていただいて、議案書8ページ、9ページです。歳入も歳入全般で質疑を行います。ございませんか。  なければ、これで質疑を終わります。  討論を省略してお諮りすることにご異議ございませんか。             (異議なしの声) ○議長  異議なしと認め、お諮りします。  本件について、原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。             (起立全員) ○議長  ありがとうございます。起立全員であります。よって、日程第7、議案第54号 令和元年度精華一般会計補正予算(第2号)についての件は、原案のとおり可決されました。  日程第8、議案第55号 令和元年度精華一般会計補正予算(第3号)についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。副町長どうぞ。 ○副町長  議案第55号 令和元年度精華一般会計補正予算(第3号)につきまして、町長にかわりまして副町長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案理由はお手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、内容に移りまして、予算書の13ページ、附属資料は1ページからでございます。  まず、職員研修事業でございますが、重大事件等調査委員会からの報告書を受けまして、再発防止に向けた職員研修に係ります経費を追加計上するものでございます。  次に、賦課徴収費事務経費でございますが、法人町民税に係る町税過誤納還付加算金が、当初見込み以上に生じましたことから、今後の執行見込みに対応するため、追加計上をするものでございます。  次に、附属資料の2ページに移りまして、桜が丘・狛田地区証明発行事業でございますが、桜が丘の住民サービスコーナーにマイナンバーカード専用証明書自動交付機を導入しますための経費を追加計上するものでございます。  次の地域支え合い体制づくり事業につきましては、地域共生社会の実現に向けまして、国の補助金を活用し、障害児支援事業所の空きスペースを活用して、中高生の食事支援や学習支援などの実施事業を追加計上するものでございます。  次は附属資料の3ページでございます。  後期高齢者医療制度負担経費と下段の児童福祉一般経費でございますが、両事業ともに、前年度の実績に基づきます追加負担や補助交付金の返還に係る経費を追加計上するものでございます。  次に、附属資料4ページの災害対策事務経費につきましては、乾谷地域の地すべり地区に、京都府が工事設計に必要なデータ採取を目的といたしまして設置をされていたセンサーを、今後も警報システムとして活用しますため、そのシステムを引き継ぐための経費を追加計上するものでございます。  また、減額補正といたしましては、予算書17ページの公債費(長期資金償還利子)について、これは平成30年度中の地方債借入額が確定をしたことに伴いまして、当初予算時点で見込んでおりました借入見込み額との差額や想定利率と実績利率との差によりまして不用となりました額を減額をするものでございます。  以上が歳出予算の説明でございました。  次に、歳入予算につきましては、予算書の10ページから11ページでございますけども、ただいま、ご説明申し上げました歳出予算の事業財源と、それから前年度繰越金を計上してございますほか、本年度の普通交付税と臨時財政対策債の額の確定に伴いまして、当初予算額との差額を補正するものでございまして、臨時財政対策債につきましては、あわせて予算書の4ページでございますけども、4ページに、第2表地方債補正によりまして、限度額の補正もあわせて行ってございます。  そして、今回の補正予算に計上いたしました歳入歳出予算によりまして、生じた差額につきましては、財政調整基金に戻し入れを行うものとするということで、財政調整基金繰入金を減額計上をしてございます。  なお、8月中旬の台風10号の影響によりまして、町内の一部の農地に被害が生じたところでございます。緊急的な措置といたしましては、初動対応に必要な予算は、これは予備費で対応するものといたしまして、国の災害査定や復旧事業費などの精査が整いましたら、改めて補正計上をお願いしたく考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上、議案第55号の提案理由の説明でございました。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第9、議案第56号 令和元年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉環境部長どうぞ。
    ○岩前健康福祉環境部長  それでは、議案第56号 令和元年度精華町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてを、町長にかわりまして健康福祉環境部長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日及び提案理由はお手元の議案書に記載のとおりでございますが、議案内容を4ページ以降の事項別明細書により説明申し上げます。  それでは、事項別明細書の歳出から説明をさせていただきますので、10ページ、11ページをお開きください。  歳出でございます。平成30年度事業費の確定に伴い、平成30年度に受け入れた介護給付費国庫交付金などの精算に係る返還金の合計額1,795万7,000円の追加補正でございます。  詳細につきましては、附属資料で説明を申し上げますので、13ページをご覧ください。  国府支出金過年度返還金については、平成30年度介護給付費国庫交付金などに係ります、平成30年度に受け入れ済の額に対しまして、精算は翌年度となりますことから、平成30年度実績額との差し引きにより、記載の国庫及び府の負担金並びに交付金で超過交付された金額を返還するものでございます。  以上が歳出でございます。  次に、歳入の説明をさせていただきます。恐れ入りますが、8ページ、9ページをお開き願います。  歳入でございます。先ほど、歳出のところで申し上げました、国府支出金、過年度返還金分を、前年度決算剰余金から1,795万7,000円の追加補正計上をさせていただいたものでございます。  以上、歳入歳出それぞれ1,795万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。  以上、議案第56号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第10、議案第57号 平成30年度精華一般会計決算認定についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。会計管理者どうぞ。 ○俵谷会計管理者・会計課長  議案第57号 平成30年度精華一般会計決算認定についてを、町長にかわりまして会計管理者提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提案根拠、提出日並びに提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  なお、地方自治法並びに政令の規定に基づきます、決算書本体に加えまして、地方自治法第233条第5項に規定する、主要な施策の成果を説明する書類といたしまして、決算附属資料を別冊で添付しておりますので、本議案の内容につきましては、決算附属資料により説明申し上げます。  それでは、別冊の平成30年度決算附属資料10ページをご覧願います。  まず、(2)普通会計における概況の1、総括の部分でございますが、ここで例年のとおり、この普通会計に関して説明を申し上げます。  普通会計とは、総務省が毎年調査を行っております、地方財政状況調査の基準により数値を整理された架空の会計でございますが、財政分析に必要な各種の指標などは、この普通会計での数値によって算定しており、全国市町村との比較ができるようになっていることから、平成30年度決算の全体的な概要につきましては、この普通会計の内容により説明させていただきます。  なお、普通会計として、平成30年度での数値を整理した内容につきましては、ページ最下部の注釈1にありますとおり、子ども・子育て支援制度における施設型及び地域型給付費とその法定代理受領分に係る費用4億1,824万2,000円と地方債のうち借換債882万3,000円の減額でございまして、これらは歳入歳出それぞれの総額から減額して整理いたしておりますので、この点、ご留意くださいますようお願い申し上げます。  それでは、平成30年度決算の結果でございますが、文章の4行目からの記載のとおり、歳入歳出差し引きの形式収支額は2億7,732万2,000円で、さらに翌年度への繰越財源を控除した実質収支額も5,433万4,000円と、黒字決算でございました。  加えまして、次の段落にありますとおり、平成30年度では、財政調整基金の取り崩しを行わなかったため、実質単年度収支も488万6,000円の黒字となりました。  続きまして、2、歳入についての部分でございます。  平成30年度歳入決算での特徴的な部分を説明申し上げますと、まず、自主財源の主軸となります町税につきましては、前年度との比較で0.5%減少いたしました。これは、町民税の個人所得割では増収となったものの、法人税割で減収となり、さらに固定資産税でも減収となったことによるものでございます。  次に、少し飛びまして国庫支出金につきまして、こちらは臨時福祉給付金に係る補助金がなくなったものの、防災行政無線小学校空調整備の補助金、さらに災害復旧事業に係る負担金などによりまして、前年度との比較で5.7%増加となりました。  11ページに移りまして、府支出金でございます。こちらにつきましても、災害復旧事業に係る補助金などによりまして、前年度との比較で3.6%増加いたしました。  次の財産収入につきましては、狛田駅東特定土地区画整理事業区域内の保留地処分金の計上によりまして、前年度との比較で837.4%の大幅な増加となりました。  一方、次の段落の繰入金、すなわち各種基金からの取り崩しにつきましては、財政調整基金からの取り崩しがなく、特定目的基金からの取り崩しのみであったことから、前年度との比較で5億6,841万4,000円、62.0%もの大幅な減少となりました。  最後に、地方債につきましては、新クリーンセンター建設負担金に係る借り入れが大幅に減少したことなどに伴いまして、発行額が総額13億9,218万5,000円と大きく減少し、前年度との比較で28.8%減少いたしました。  続きまして、3、歳出についてでございますが、まず、①目的別歳出の状況についての部分でございます。  平成30年度目的別歳出決算での特徴的な部分を説明申し上げますと、年度間での変動や各種の事情からの増減が生じておりますが、その中でも特に土木費、消防費、教育費の三つの科目で増加となり、一方、衛生費では大きく減少しております。  この増減の主な要因でございますが、まず、大きく減少いたしました衛生費では、さきの地方債での説明でも申し上げましたとおり、新クリーンセンター建設負担金の大幅な減少によるものでございます。  次に、増加したものにつきましては、12ページに移りまして、まず、土木費では、新公共交通システム導入事業や公共下水道事業特別会計への繰出金などの増加、次の消防費では、防災行政無線整備事業などによる増加、そして最後、教育費では、小学校空調整備の実施によります増加、こういったものによるものでございます。  続きまして、②性質別歳出の状況についての部分でございます。  この性質別歳出決算におきましては、まず、義務的経費となります、人件費、扶助費、公債費の動向を説明申し上げます。  まず、人件費は、職員給で前年度との比較が1.7%増加し、人件費としての総額でも0.3%増加いたしました。  次に、扶助費は、臨時福祉給付金の終了によりまして、前年度との比較で3,899万円、1.6%の減少となりましたが、自立支援給付費などは増加しており、実質的には増加となっているというのが実態でございます。  また、公債費は、前年度との比較で5.0%の増加となり、近年の大型建設事業に係ります償還の影響によりまして、前年度に続いての増加となりました。  以上の義務的経費全体で見ますと、前年度との比較で4,272万7,000円、0.7%の増加となってございます。  次に、普通建設事業費といたしまして、平成30年度では、総額17億5,965万8,000円の投資を行いました。  前年度との比較では、大型投資事業として、小学校空調整備や新公共交通システム導入、そして、防災行政無線整備などの増加はあったものの、新クリーンセンター建設負担金などの事業経費での大幅な減少によりまして、普通建設事業費全体で30.1%もの大幅な減少となったものでございます。  続きまして、4、財政指標についての部分でございます。  この財政指標は、全国的な比較対照となる各種の指標でもって、本町の財政がどのような状況にあるのかを示す重要なものでございますので、特徴的な部分を中心に説明申し上げます。  まず、13ページに移り、2行目から記載の経常収支比率でございますが、この比率は、財政の健全性を一般的に見ることができるバロメーターとも言えるものでございます。今回は98.9%と、前年度から0.8ポイントの悪化となりました。  この結果は、次の段落にあるとおり、比率の算定の分母となる歳入での経常一般財源がほぼ横ばいのところ、分子となる歳出での経常経費への一般財源の充当が、公債費の影響により増加しておりますことから、前年度より悪化したというものでございます。  加えまして、資料に記載はございませんが、ここで例年のとおり、都市再生機構の立替施行制度に基づく償還金についての説明を申し上げます。  この償還金は、経常収支の分析では、臨時的経費の普通建設事業費に分類されますが、実質的には起債の償還金と同じ性格のものであることから、これを経常経費とみなした場合の財政状況を見ることも必要であると言えます。  具体的に、平成30年度での立替施行の償還金は、総額で4億2,090万8,000円ございまして、これを経常経費として再算定いたしますと、経常収支比率は103.9%にまではね上がりまして、これが本町の本来の財政状況の実力であると言えます。  そして、このことは投資的事業を初めとする各種の政策経費の財源はもちろんのこと、一部の経常経費の執行に必要な財源までも含めて、予算や決算において、財源充当のために多額の基金を取り崩さなければならないという実態をあらわしているものでございます。  続きまして、本町が抱えます借金の状況といたしましては、地方債現在高や地方債残高比率がございますが、さらにページ中ほどに記載しております、翌年度以降支出予定債務負担行為額も、本町が抱える借金に加わってまいります。  以上の借金総額、すなわち実質債務残高は、平成30年度末では182億円余りとなり、前年度より5億円程度減少しておりまして、さらにこの実質債務残高が本町の財政規模に占める割合となりますのが、実質債務残高比率でございますが、平成30年度末でのこの比率は221.2%で、前年度との比較では10.2ポイント改善いたしました。  次に、財政健全化法に基づく、財政健全化の判断の比率の一つでもある実質公債費比率ですが、こちらは過去3カ年度分の平均で14.1%と、前年度から0.7ポイント悪化しております。  そして、次の基金残高につきましては、事業充当財源としての取り崩しと財政調整基金からの財源補填措置によりまして、総額が15億円台となり、前年度からさらに減少しておりまして、これを標準財政規模に占める割合を示す基金残高比率にすれば、18.4%と、20%を切る低い値となりました。  平成30年度は、結果的に財政調整基金からの取り崩しはなかったものの、経常収支比率が示す状況とあわせて、今年度の当初予算では赤字補填として、財政調整基金と減債基金から6億円余りの取り崩しを計上しているなど、実質的な財源不足の状況については、これまでと変わりないものと考えられることから、特に財源調整の役割を担う財政調整基金の強化は必須となります。  なお、ここでの基金残高の表示につきましては、特別会計分と定額資金運用分が含まれていないことから、決算書本体の数値と明確に突合する部分はございませんので、ご留意くださいますようお願い申し上げます。  平成30年度は、町税を初め普通交付税や各種交付金・譲与税などの経常一般財源収入がほぼ横ばいのところ、義務的経費が増加していることで、経常収支が悪化しておりますが、一部投資的事業の進捗が滞ったことで、繰越予算から多額の不用額が発生したこともあり、最終的に黒字決算で終えることができたという結果でございました。  また、基金残高が前年度よりさらに減少していることもあり、引き続き、経費節減や自主財源の確保はもちろんこと、財政調整基金の残高確保を初めとして、安定的な財政基盤の確立に向けて、行政全体で取り組んでいく必要があります。  以上が一般会計決算の概況でございます。  以上で、議案第57号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第11、議案第58号 平成30年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定について、日程第12、議案第59号 平成30年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。住民部長どうぞ。 ○田中住民部長  それでは、議案第58号 議案第59号の二つの議案につきまして、町長にかわりまして住民部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第58号 平成30年度精華町国民健康保険事業特別会計決算認定についてでございます。  議案書の提出日、提案根拠、提案理由につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容につきまして説明申し上げます。  まず、決算総額の概要でございますが、決算書の252ページから256ページまでの間に歳入歳出についてまとめてございます。252ページから256ページ。  253ページの収入済額33億8,339万7,901円に対しまして、255ページの支出済額31億8,282万8,964円となりまして、歳入歳出差し引き額は、256ページに記載しておりますとおり、2億56万8,937円となります。  次に、258ページ以降の事項別明細の説明につきましては、決算附属資料を用いまして行わさせていただきますので、別冊の決算附属資料561ページをお開きいただきますようお願いいたします。  561ページ、1番の総括でございます。実質単年度収支については、2,961万7,014円の黒字となります。  次に、2番の歳入でございます。ページをめくっていただきまして、562ページの表2をご覧ください。  まず、歳入の20.70%を占めます、1番の保険税は、決算額7億27万8,724円となりまして、総額では、平成29年度決算額の7億2,219万8,910円と比較いたしまして、2,192万186円、3.0%の減少となっております。  そのほか、6番の府負担金・府補助金が、平成30年度から制度改正で、決算額22億5,897万9,000円と大きく増加しております。  次に、563ページに移っていただきまして、3番の歳出でございます。表3をご覧ください。  歳出の70.26%を2番の保険給付費が占めておりまして、保険給付費の決算額については、22億3,631万5,927円でございます。保険給付費のうち、(1)の療養給付費負担金と(3)の高額療養費の合計額が22億1,719万1,842円となりまして、構成比では保険給付費の約99%を占めております。平成29年度との比較では1億2,198万250円、5.2%の減少となっており、1人当たりの額も減少していますが、高齢者比率の増加要因を多く抱えていることが、国保財政を圧迫する大きな要因の一つとなってございます。  続きまして、国保の加入状況について説明申し上げます。564ページの表4をご覧ください。  平成30年度の本町の国保加入者の世帯数につきましては、3,995世帯となりまして、平成29年度より123世帯の減少でございます。被保険者数は6,634人で、平成29年度より275人の減少、加入率については、世帯で26.7%、被保険者で17.7%となっています。  次に、事業状況についてでございます。ページは少し飛びまして、572ページをお願いいたします。  中ほどの表15、特定健診受診者数でございますが、受診者数は、集団検診、個別健診を合わせまして2,494人で、平成29年度と比べまして230人の増加となっています。  次の573ページの中ほど、表18、ドック受診者数でございますが、受診者数は人間ドック、脳ドック、併用ドックの合計で591人、平成29年度と比べまして17人の増加でございました。  40歳以上の国保被保険者の方々を分母にいたしまして、人間ドック受診者数も特定健診の受診者に含めた場合の特定健診等受診率は45.2%で、平成29年度に比べまして5.3ポイントの増加となっております。  以上で、議案第58号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。  続きまして、議案第59号 平成30年度精華町後期高齢者医療特別会計決算認定について、説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案根拠、提案理由につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  議案内容を決算附属資料により説明を申し上げますので、別冊の決算附属資料577ページをお願いいたします。  まず、決算総額の概要でございますが、歳入総額4億3,909万7,120円に対しまして、歳出総額4億2,604万414円でございまして、歳入歳出差し引き額は1,305万6,706円となったものでございます。決算規模の対前年度比較は、歳入が8.07%、歳出が8.06%のそれぞれ増加でございます。  次に、ページめくっていただきまして、578ページの中ほど、2番の歳入でございます。  歳入は後期高齢者医療保険料が3億5,146万5,423円でございまして、これは歳入全体の80.04%を占めております。一般会計からの繰入金につきましては、7,529万8,210円で、17.15%を占めております。  次に、3番の歳出でございます。京都府後期高齢者医療広域連合へ納付するための費用としての歳出は、4億1,645万655円となりまして、歳出決算額の全体の97.75%を占めております。  続きまして、後期高齢者医療の被保険者数の状況につきまして説明申し上げます。583ページの表1をご覧ください。  平成30年度末の被保険者数は4,057人で、平成29年度より258人6.8%の増加となりました。町人口に占める割合については10.8%でございまして、0.7ポイントの増加となっております。そのうち75歳以上の方については4,014人、高齢者の医療の確保に関する法律によります障害認定の対象者については43人となっています。また、新たに被用者保険の被扶養者から後期高齢者医療制度へ329人の方々が移行しておられます。  以上で、議案第59号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  ここで1時まで休憩をいたします。             (時に11時59分) ○議長  それでは、再開をいたします。             (時に13時00分) ○議長  日程第13、議案第60号 平成30年度精華町介護保険事業特別会計決算認定について、日程第14、議案第62号 平成30年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。健康福祉環境部長どうぞ。 ○岩前健康福祉環境部長  それでは、議案第60号と議案第62号の2議案を、町長にかわりまして健康福祉環境部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第60号 平成30年度精華町介護保険事業特別会計決算認定についてでございますが、議案書の提案根拠、提出日並びに提案理由はお手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容をご説明申し上げます。
     まず、決算概要でございますが、決算書の294ページから300ページに記載のとおりでございまして、歳入が26億8,977万8,057円、歳出が24億5,705万4,239円、歳入歳出差し引き残額は2億3,272万3,818円となっております。決算規模の対前年度比較は、歳入が6.2%増、歳出が4.8%増となっております。  302ページ以降の事項別明細書の説明は、決算附属資料でさせていただきますので、恐れ入りますが、決算附属資料の595ページをご覧ください。  1の介護保険事業特別会計における概況の(1)の総括の部分でございますが、歳入歳出総額につきましては、先ほど説明させていただきましたので、中段の8行目からをご覧ください。  保険給付に係る費用につきましては、歳出総額で対前年度比較では、5,812万8,452円の2.7%の増加となりました。  次に、被保険者数の状況についてでございます。恐れ入りますが、598ページをお開き願います。表1をご覧ください。  被保険者数は平成30年度末で8,943人で、前年度から225人増加し、本町の総人口に占める割合、いわゆる高齢化率は23.9%となっております。  次に、要介護認定者数でございます。600ページをお開き願います。表6の1をご覧ください。  要介護、要支援認定者数は、平成30年度末では1,484人で、前年度から73人増加し、第1号被保険者数に占める割合、いわゆる認定率は16.2%になり、前年度より0.4%増加しました。  次に、歳入の部分でございますが、恐れ入りますが、615ページをお開き願います。  表の12の歳入の状況で、各科目の実績の構成割合などをあらわしております。国庫及び府支出金、支払基金交付金は、負担割合により負担されたものであり、また、一般会計繰入金は、介護サービスなどの支弁に要する費用の町負担分などで、3億5,854万7,400円となっております。そのほか、前年度繰越金等となっております。  次に、616ページの表13、介護保険料をご覧ください。平成30年度実績の保険料収納率は98.4%で、前年度より0.8%増加しました。  次に、歳出の部分でございますが、617ページをお願いいたします。表14の歳出の状況をご覧ください。  保険給付費総額は、22億2,654万5,096円で、歳出総額の90.6%を占めておりますが、前年度の構成比より1.9%の減となりました。  各介護保険サービスの利用状況については、602ページから609ページに記載のとおりでございますが、給付件数、給付費ともに多少のばらつきがあるものの、計画見込み額の94.3%となっております。  次に、611ページの表10の地域支援事業費をご覧ください。  平成29年度から開始しました、介護予防・日常生活支援総合事業等の内容を記載しております。今後においても、2025年を見据え、多様なサービスの創出支援や体制整備、さらに地域包括ケアシステムの構築を進めていく必要があると考えております。また、令和3年度からの第9次高齢者保健福祉計画、第8期介護保険事業計画の策定に向けて、実態調査や計画策定の準備業務を並行して進めていく必要があるとも考えております。  以上で、議案第60号の提案理由の説明を終わります。  続きまして、議案第62号 平成30年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算認定についてでございますが、議案書の提案根拠、提出日並びに提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容を決算附属書類により説明申し上げます。  それでは、13ページ、14ページをお開き願います。1の概況の(1)総括事項から(4)職員に関する事項につきましては、記載のとおりでございますが、平成30年度においては、病院施設改修工事として、採尿便所及び厨房職員用便所の改修工事を行いました。職員に関する事項では、病院運営を指定管理者に移管しているため、医療そのものに係る職員は、皆ゼロでございますが、指定管理者と町との連絡調整及び協議を行うための担当事務職員を1名配置しております。  次に、15ページの2の工事につきましては、改修工事に係る設計業務委託、管理業務委託及び改修工事を行いました。工事費、着工年月日及び完成年月日は、記載のとおりでございます。  次に、3の業務の(1)の業務量でございますが、指定管理者に運営を移管しているため、医療業務は発生しておりません。  次に、16ページをご覧ください。(2)の事業収入に関する事項でございますが、医業収益は皆ゼロで、医業外収益は受取利息、担当事務職員1名分の人件費などの負担金交付金、長期前受け金戻入及びその他医業外収益が主なもので、前年度比6.21%の減で、負担金交付金及び長期前受け金戻入の減額などによるものでございます。総額ベースでは、前年度比33.56%の減でございます。  (3)の事業費用に関する事項でございますが、医業費用は、主に経費の増額などにより、前年度比1.11%の減で、医業外費用は病院会計の資金不足に対する一般会計からの資金の繰り替え運用に係る支払い利息のみで、前年度比0.27%の減でございます。総額ベースでは、前年度比8.43%の減でございます。  次に、17ページの4の会計につきましては、企業債及び一時借入金ともなしでございます。  次に、18ページから20ページの収益的収入及び支出は、先ほどの事業収入及び事業費用に関する事項で説明をさせていただいたとおりでございます。  次に、21ページの資本的収入及び支出でございますが、平成30年度においては、採尿便所及び厨房職員用便所の改修工事を行ったため、建設改良費については811万6,200円となっております。  恐れ入りますが、戻っていただきまして、6ページをお開き願います。剰余金計算書でございますが、平成30年度末時点の資本合計は2億9,007万7,213円となっております。  以上で、議案第62号の提案理由の説明を終わります。  2議案につきまして、ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第15、議案第61号 平成30年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定について、日程第16、議案第63号 平成30年度精華町水道事業特別会計決算認定についての2件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長どうぞ。 ○木村上下水道部長  それでは、議案第61号と議案第63号の2議案を、町長にかわりまして上下水道部長が提案理由の説明を申し上げます。  まず、議案第61号 平成30年度精華町公共下水道事業特別会計決算認定についてでございます。  議案書の提案根拠、提出日及び提案理由はお手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、決算の具体的な内容につきまして、336ページ以降の事項別明細書で説明をさせていただきますので、336ページをお願いをいたします。  歳入でございます。まず初めに、使用料及び手数料でございます。予算現額4億6,794万2,000円に対しまして、収入済額は4億1,572万4,850円となってございます。これは、本町公共下水道事業が本年4月から、地方公営企業法の適用を受けるに当たり、3月末をもって打ち切り決算を行った結果、これまでの出納閉鎖期間を伴う決算とは異なり、収入済額が減少したもので、結果、6,001万8,394円を収入未済額として処理するものでございます。  下段の国庫支出金、次のページの諸収入並びに町債におきましても、一部、次年度へ繰り越したものもございますが、その大部分は使用料及び手数料と同時に、打ち切り決算により、30年度中に公共下水道事業会計に歳入が行えなかったことによるもので、収入未済額は338ページの国庫支出金で6,244万4,000円、340ページの諸収入で3,067万6,320円、町債では3億6,300万円でございます。  以上、歳入合計といたしまして、収入済額は13億8,163万5,953円でございました。  続きまして、歳出の関係でございます。決算書350ページをご覧ください。350ページに記載のとおり、歳出合計14億8,103万7,499円でございます。  内容につきましては、決算附属資料により説明を申し上げますので、恐れ入りますが、附属資料の624ページをお願いいたします。附属資料の624ページでございます。  まず、汚水普及事業といたしまして、下水道整備工事が完了した家屋を対象に、供用開始などの説明や未接続家屋への接続啓発を行いました。その結果、下水道普及率でございますが、627ページの下段の表右端をご覧ください。  627ページでございます。下水道への接続率は、平成29年度と比べ0.2ポイント増加し96.4%となりました。  次に、625ページへお戻りいただきまして、汚水建設事業でございます。  主なものといたしましては、柘榴地区の面整備工事など、全5カ所の整備を行いました。  次に、626ページ、雨水事業の関係でございます。まず、水路維持管理事業といたしまして、雨水路の疎通能力確保や環境保全のため、九百石川などの除草や浚渫作業を実施したものでございます。  次に、ポンプ場維持管理事業では、祝園・下狛、両ポンプ場の管理運転業務や下狛ポンプ場のポンプ始動用蓄電池の取り替えや下狛排水樋門操作建屋の塗装修繕工事などを実施し、施設の適切な維持管理に努めたものでございます。  次の627ページの雨水建設事業では、平成29年度からの繰越事業でございます、九百石川1号雨水路の山手幹線より西側の整備工事を実施をいたしました。これら、汚水事業と雨水事業実施に係ります歳出合計が、先ほど申し上げましたとおり、14億8,103万7,499円でございます。  議案第61号の提案理由の説明でございます。ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  続きまして、議案第63号 平成30年度精華町水道事業特別会計決算認定についてでございます。  議案書の提案根拠、提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  1ページから11ページは、決算報告書並びに財務諸表でございまして、内容につきましては、12ページ以降の平成30年度精華町水道事業報告書により説明をさせていただきますので、12ページをお願いをいたします。  まず、1、概況の(1)総括事項でございますが、平成30年度の給水状況につきましては、年度末給水戸数は、記載のとおり、前年度より増加をしておりますが、年間総有収水量は、節水意識の高揚や節水器具の普及により、2万3,316立方メートル減少しております。この傾向は、ここ数年同様の状況であり、給水対象の増加によるコストが増加する反面、収益は悪化していることをあらわしております。加えまして、大阪北部地震による多量の洗管作業の影響などにより、年間総配水量は、対前年度比で5万600立方メートル増加した結果、取水や配水コスト増を招き、年間有収水量率を押し下げる原因ともなっております。  次に、収支状況についてですが、収益的収支は、現存資産と固定資産台帳に登録されている資産との突合調査を集中的に実施し、資産の除却処分を一括して行った結果、特別利益及び特別損失が発生し、総収益は12億3,179万3,589円、総費用は14億2,123万2,146円と、差し引きで1億8,943万8,557円の純損失を計上しました。また、資本的収支ですが、資本的収入は1億2,907万3,482円に対し、資本的支出は、建設改良工事などの実施により、2億1,421万5,706円となり、この不足額8,514万2,224円は、損益勘定留保資金で補填をいたしました。  次に、13ページをお願いをいたします。2の工事の関係でございます。  平成30年度、国道163号精華拡幅工事に伴う上水道管移設(その1)工事のほか、3件の改良工事を実施しました。  14ページをお願いをいたします。3の業務(1)業務量でございます。  表の中ほどの年間総配水量は、平成29年度と比べ5万600立方メートル増加しました。これは、大阪北部地震による多量の洗管作業などによるものでございます。また、水道料金収入の対象となる年間総有収水量は、節水器具の普及のほか、大阪北部地震により発生した濁水の減免措置などによりまして、2万3,316立方メートル減少いたしました。  続いて、(2)事業収入に関する事項でございます。  営業収益の給水収益は、4億7,507万4,375円となり、平成29年度と比べ、有収水量の減少により、419万9,252円の減額となりました。営業外収益の受取利息は、基金利息及び貸付金利息を、これまでは資本的収入で経理処理を行ってまいりましたが、利息に関する経理処理の見直しを図り、平成30年度からは、営業外収益の受取利息の予算科目で経理処理を行うこととしたため、平成29年度と比べ339万9,810円の増額、そして、675万9,738円という結果になりました。また、現存資産と固定資産台帳に登録されている資産との突合調査により、資産の一括除却処理を行った結果、2億2,007万2,129円が、特別利益ということで発生をいたしました。  15ページをお願いをいたします。(3)事業費用に関する事項でございます。  営業費用の原水及び浄水費は、業務委託の見直しなどのコスト削減に努めたことにより、3億6,925万9,885円となり、平成29年度と比べ、147万9,363円の減額となりました。営業外費用の支払い利息は、先ほどの営業外収益の受取利息と同様、利息に関する経理処理の見直しにより、平成29年度と比べ、377万8,225円増額の379万6,457円となりました。また、現存資産と固定資産台帳に登録されている資産との突合調査により、資産の一括除却処理を行った結果、4億1,006万1,669円の特別損失が発生をいたしました。  ここで、14ページにお戻りをいただきまして、ページ最下段の供給単価でございます。これは、水道水1立方メートルを供給して得られた金額でございますが、本年は121円43銭でございました。一方で、1立方メートルの水道水を供給するのに要した費用・給水原価は、15ページの中ほどにお示しをしておりますとおり、本年は195円13銭でございまして、得られた金額に対して要した費用が約1.6倍というふうになっております。  なお、これら、供給単価、給水原価には、先ほど説明いたしました特別利益、特別損失の影響はございません。  次に、16ページをお願いをいたします。4の会計(1)重要契約の要旨でございます。  平成29年度より繰り越した公共下水道整備事業に伴う、上水道管移設等工事委託などの建設完了工事や、柘榴浄水場受電設備の緊急更新工事などの水道施設の設備更新、また、検針システム及びハンディーターミナルなどの事務系ハード及びソフト類の更新など、水道水供給に要した契約案件を記載をしております。  次に、17ページから25ページは、収益費用及び資本的収支の明細書でございまして、26ページから28ページは水道事業財政調整基金の調書及び固定資産の明細、企業債の明細を記載をしてございます。  以上が水道事業の決算の概要でございます。また、決算附属資料には、収支状況や取り組みました主な事業内容、関連各種データの推移などを掲載をしてございますので、後ほどお目通しいただければと存じます。  以上で、議案63号の提案理由の説明を終わります。  2議案、ご審議の上、認定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長  これで、平成30年度一般会計と六つの特別会計の決算認定について、提案説明が終わりました。  これより決算審査意見書の報告を求めたいと思います。安宅監査委員どうぞ。 ○安宅  それでは、平成30年度精華町決算審査意見書の報告を申し上げます。  まず、精華町一般会計等の決算審査意見書からご報告をさせていただきます。  恐れ入りますが、1ページをお開きください。                           1精監査第4号                           令和元年8月16日  精華町長 木 村   要 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  平成30年度精華一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見について  地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により審査に付された平成30年度精華一般会計及び各特別会計(地方公営企業法の適用を受ける事業の特別会計を除く。)歳入歳出決算並びに基金運用状況について審査したので、次のとおり意見を提出します。  第1、審査の期間、第2、審査の対象については、記載のとおりでございます。  続いて、2ページに移りまして、第3、審査の手続についても記載のとおりでございます。  次に、第4、審査の結果でございます。  1、審査に付された各会計の決算書類及び基金運用状況調書は、法令に従って作成され、その計数は正解であり、一般会計及び特別会計並びに基金の状況をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、事業の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、審査結果の主体をなす第5の概況分析については、2ページ中段以降に取りまとめております。  何点か特徴的なものをご報告しますと、一般会計の収支状況を前年度と比較すると、歳入総額及び歳出総額はいずれも減少しており、これは、主に新クリーンセンター建設負担金事業及び中学校の教育環境整備事業の完了によるものである。  一方で、実質収支と単年度収支は黒字であり、また、実質単年度収支についても、財政調整基金の取り崩しがなく黒字となっているが、これは狛田駅東特定区画整理事業などが未執行となったためであり、厳しい財政状況にあることに変わりはない。  歳入面においては、町税及び普通交付税がいずれも減少し、大型投資事業の実施の完了に伴い、町債は減少している。  歳出面においては、大型投資事業の実施に伴い、主に消防費、土木費及び教育費が増加した一方、新クリーンセンター建設負担金を中心に、衛生費が大きく減少している。  このような中、主要な財務指標の一つである財政構造の弾力性を示す経常収支比率は、最近5カ年においては最も悪化した数字を示している。  一方で、実質的な債務の残高の割合を示す実質債務残高比率は改善の方向にあり、町債残高においては、引き続き適切な水準にとどめる努力が望ましい。  また、5月30日を基準とした基金の年度末残高は、前年度から減少しており、特に財政調整基金については、標準財政規模に対する割合を踏まえると、自主財源の確保を努めるとともに、今後の事業実施に当たっては、住民サービスの視点から優先順位を十分に吟味した上で計画的な事業運営を行っていく必要がある。  次に、5ページには、第6の補足意見、6ページから17ページは第7の一般会計及び特別会計の決算の概要、基金の運用状況を取りまとめております。  なお、公共下水道事業特別会計につきましては、平成31年4月1日から、地方公営企業法が適用されたことに伴い、平成31年3月31日をもって打ち切り決算となっております。  以上で、一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書の報告を終わります。  続きまして、平成30年度精華町国民健康保険病院事業特別会計の決算審査意見書について、ご報告させていただきます。  1ページをお開きください。
                              1精監査第5号                           令和元年8月16日  精華町長 木 村   要 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  平成30年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算の審査意見について  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成30年度精華町国民健康保険病院事業特別会計決算を審査したので、その結果について次のとおり意見を提出します。  第1、審査の期間、第2、審査の手続については、記載のとおりでございます。  続いて、第3、審査の結果でございます。  1、審査に付された決算諸表は、法令に従って作成され、その計数は正確であり、財政状況及び経営成績をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、続いて、2ページをご覧ください。  第4の概況分析については、本会計は指定管理者による利用料金制を採用しているため、病院経営の実態をあらわす医業収益は計上されていない。医業費用は、前年と比較して減少しており、その主な理由は経費の減少などである。  一方、医業外収益には、負担金交付金や長期前受け金戻入などが計上され、前年度と比較して減少している。また、指定管理者である医療法人医仁会に例年どおり、平成30年6月に1億円を貸し付け、平成31年3月に利息を付して返済を受けている。  これらの結果、当年度の純損失は、前年度と比較して増加しているが、これは前年度において固定資産台帳を精査したことにより、特別利益と特別損失計上の影響があるためである。  次に、第5に補足意見、4ページから10ページには第6、決算の概要として、予算執行状況や経営成績をまとめております。  以上で、国民健康保険病院事業特別会計決算審査意見書についての報告を終わります。  続きまして、平成30年度精華町水道事業特別会計の決算審査意見書についてご報告させていただきます。  1ページをお開きください。                           1精監査第6号                           令和元年8月16日  精華町長 木 村   要 様                     精華町監査委員 船 戸   明                        同    安 宅 吉 昭  平成30年度精華町水道事業特別会計決算の審査意見について  地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成30年度精華町水道事業特別会計決算を審査したので、その結果について次のとおり意見を提出します。  第1、審査の期間、第2、審査の手続については記載のとおりでございます。  続いて、第3、審査の結果でございます。  1、審査に付された決算諸表は、法令に従って作成され、その計数は正確であり、財政状態及び経営成績をおおむね適正に表示しているものと認める。  2、予算の執行、経理事務及び財産の管理など財務に関する事務の執行は、法令に従い、おおむね適正に処理されているものと認める。  審査の結果は以上でございますが、続いて、2ページをご覧ください。  第4の概況分析については、給水人口や給水戸数などの各種指標は堅実に推移している一方で、1人1日当たりの平均水量は、節水意識の高まりもあって、緩やかな減少傾向にある。給水収益は、前年度と比較して微減であるが、営業損益については、供給単価が給水原価を下回るという構造的な赤字となっており、この赤字部分を財政調整基金からの繰り入れによって賄っている。また、固定資産台帳と実際の固定資産の突き合わせを行った結果、過年度損益修正益及び過年度損益修正損を、それぞれの特別利益及び特別損失を計上している。  以上の結果、営業収益は前年度と比較して微減であったものの、営業費用は微増し、営業収入としては損失となっている。  また、財政調整基金繰入金などにより、経常利益は黒字となったものの、さきに述べた特別損益によって、純損失となっている。  次に、第5に補足意見、5ページから11ページには第6、決算の概要として、事業運営の概要や予算執行状況、経営成績などをまとめております。  以上で、平成30年度精華町決算審査意見書の報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長  ただいま決算審査意見書の報告をしていただきました。  これについて、何か質疑があれば発言を許します。  なければ、これで終わります。  日程第17、議案第64号 精華町印鑑条例一部改正についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。住民部長どうぞ。 ○田中住民部長  それでは、議案第64号につきまして、町長にかわりまして住民部長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案根拠、提案理由につきましては、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  それでは、議案内容につきまして説明申し上げます。  今回の改正は、住民票、個人番号カードなどへの旧氏の記載が可能となるよう、住民基本台帳法施行令等が改正されたことに伴いまして、住民基本台帳に記載された旧氏による印鑑登録を可能とするようにするものでございます。  新旧対照表をご覧ください。  改正の内容といたしましては、条例第6条に、登録できない印鑑について規定してございますが、第1項第1号及び第2号において、旧氏で表示されていない印鑑を追加し、第7条の印鑑登録原票の記載事項に関する規定の第1項第3号において旧氏を追加し、第13条の印鑑登録を抹消する事項に関する規定の第1項第6号において、旧氏に変更があったものを追加するものでございます。  また、今回の改正にあわせまして、第2条第1項、第6条第1項第1号 第7条第1項第3号及び第7号において、文言の整理などをするものでございます。  2ページに戻っていただきまして、附則といたしまして、この条例は令和元年11月5日から施行するものでございます。  以上で、議案第64号の提案理由の説明を終わります。ご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第18、議案第65号 精華町消防団員の定員、任命、給与、服務等に関する条例一部改正について、日程第19、議案第66号 精華町消防手数料条例一部改正について、日程第20、議案第68号 高規格救急自動車(救急車2号)の取得についての3件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。消防長どうぞ。 ○消防長  それでは、議案第65号 精華町消防団員の定員、任命、給与、服務等に関する条例一部改正について、議案第66号 精華町消防手数料条例一部改正について、議案第68号 高規格救急自動車(救急車2号)の取得についての3議案を、町長にかわりまして消防長が提案理由の説明を申し上げます。  初めに、議案第65号 精華町消防団員の定員、任命、給与、服務等に関する条例一部改正についてでございます。  議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  恐れ入りますが、3ページをお開きください。本条例の改正の経緯、法令概要、改正の内容3点につきまして、参考資料を用いてご説明申し上げます。  参考資料の1、改正の経緯についてでございます。  これまで、本条例の欠格条項において、成年被後見人または被保佐人は消防団員となることができない者として規定されておりましたが、成年被後見人等の人権を尊重し、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されないよう改正するものです。  次に、参考資料の2、法令概要についてでございます。  成年後見制度の利用の促進に関する法律に基づく措置として、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が、令和元年6月14日に公布されました。本法の中で地方公務員法が一部改正され、地方公務員の欠格条項から成年被後見人等が削除されました。このことを踏まえ、消防団員の欠格条項においても見直しが必要となります。  最後に参考資料の3、改正の内容についてでございます。  成年被後見人等に係る欠格条項を削除します。  今後の消防団員の任命については、成年被後見人等にかかわらず、消防団員の適性があるかどうかについて、個別的・実質的な審査を行い判断することになります。  また、本条例の改正に伴い、あわせて所要の改正を行うものです。  4ページ以降は、新旧対照表でございます。右が改正前、左が改正後でございます。  恐れ入りますが、2ページにお戻りください。附則でございます。  この条例は、公布の日から施行いたします。  以上、議案第65号の提案理由の説明を終わります。  次に、議案第66号 精華町消防手数料条例一部改正についてでございます。  議案書の提出日及び提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  恐れ入りますが、3ページをお開きください。本条例の改正の経緯、改正の内容2点につきまして、参考資料を用いて、ご説明申し上げます。  参考資料の1、経緯についてでございます。  危険物施設の設置許可申請をしようとする者は、その内容に応じて、精華町消防手数料条例の定めに基づき、審査に必要な手数料を納める必要があります。令和元年10月1日に予定されている消費税及び地方消費税の税率の引き上げにより、その積算に増額の影響を受けることとなる手数料のうち、直近の人件費や物件費などの変動を加味した試算が行われたことにより、本条例の基準となる地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部を改正する政令が公布されたことを受けての改正となります。  次に、参考資料2、改正の内容でございます。  危険物施設であります、浮き屋根式特定屋外タンク貯蔵所及び浮き蓋付特定屋外タンク貯蔵所について、設置の許可申請に係る手数料を、危険物の貯蔵最大数量が1万キロリットル以上5万キロリットル未満、5万キロリットル以上10万キロリットル未満、10万キロリットル以上20万キロリットルの三つの区分について、それぞれ設置許可申請に係る手数料を適正な額に改正するものです。  5ページは、新旧対照表でございます。右が改正前、左が改正後でございます。  恐れ入りますが、2ページにお戻りください。附則でございます。  この条例は、令和元年10月1日から施行いたします。  以上、議案第66号の提案理由の説明を終わります。  最後に、議案第68号 高規格救急自動車(救急車2号)の取得についてでございます。  議案書の提出根拠、提出日及び提出理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  現在、運用しております高規格救急自動車の救急車2号につきましては、平成18年12月に登録を行い、12年以上が経過し、また、走行距離につきましても、15万キロ近くを走行し、更新計画の基準を超過しておりますことから取得を行うものでございます。  それでは、2ページをお開きください。  記といたしまして、1の取得の目的は、高規格救急自動車(救急車2号)でございます。2の設置場所は、精華町消防本部でございます。3の取得金額は3,410万円でございます。4の取得の相手方は、京都府京都市南区吉祥院三ノ宮町100番地、京都トヨタ自動車株式会社代表取締役、粂田昌弘氏でございます。  恐れ入りますが、3ページをお開きください。参考資料を用いて、ご説明させていただきます。  1の主要な装備及び積載品でございます。装備といたしましては、(1)の高規格救急自動車、救急車2号1台でございます。また、(2)の積載品につきましては、①から④に記載のとおり、循環管理用資機材、呼吸管理用資機材、観察用資機材、搬送用資機材などでございます。2の経過につきましては、設計図書の交付が令和元年7月12日、入札日は令和元年8月2日でございます。3の納期は、令和2年3月10日でございます。4の入札参加申請業者リストにつきましては、京都トヨタ自動車株式会社、有限会社平井式ポンプ工業、日本船舶薬品株式会社の3社でございます。5の予定価格は、3,443万2,975円でございます。  次に、4ページをお開きください。6の抽選結果の有無についてはございませんでした。  以上、議案第68号の提案理由の説明を終わります。  3議案、どうぞご審議の上、可決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長  日程第21、議案第67号 精華町水道事業給水条例一部改正についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。上下水道部長どうぞ。 ○木村上下水道部長  それでは、議案第67号 精華町水道事業給水条例一部改正についてを、町長にかわりまして上下水道部長が提案理由の説明を申し上げます。  議案書の提出日、提案理由は、お手元の議案書に記載のとおりでございます。  2ページをご覧ください。記、精華町水道事業給水条例の一部を改正する条例案でございます。  この条例は、水道法の一部改正に伴い、指定給水装置工事事業者の指定に、更新制度が新たに設けられたことなどにより、所要の改正を行うものでございます。  改正箇所につきましては、3ページの新旧対照表で説明をさせていただきます。3ページでございます。  新旧対照表は、右が改正前、左が改正後で、下線部分が改正箇所でございます。  まず、第7条第1項をご覧ください。この条項では、給水装置工事を施工できる者として、指定給水装置工事事業者を規定しておりますが、水道法の一部改正に伴い、この指定給水装置工事事業者の指定に更新制度が新たに設けられたことから、給水装置工事を施工できる者として、この水道法第25条の3の2の規定による指定の更新者を加えるものでございます。  次に、第29条第4号をご覧ください。同じく、この更新に係ります手数料を定めるため、第29条第4号で定める指定給水装置工事事業者の指定に係る手数料に、指定の更新、これを新たに追加するものでございます。  次に、第32条をご覧ください。水道法改正に伴う水道法施行令の一部改正により、条番号にずれが生じるため、水道法施行令第5条を第6条に改めるものでございます。
     最後に附則でございます。2ページにお戻りをください。  施行期日でございますが、この条例は令和元年10月1日から施行する。  以上が第67号議案の提案説明でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長  日程第22、議案第69号 訴えの提起についての件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。事業部長どうぞ。 ○西島事業部長  それでは、議案第69号 訴えの提起についてを町長にかわりまして事業部長が提案理由の説明を申し上げます。  議案の提出日及び提案理由は、お手元の議案書のとおりでございます。  本議案につきましては、町が入居決定取り消しを行った町営住宅につきまして、住宅の明け渡しがされないため、明け渡し請求のための訴えの提起を行うものでございます。  なお、本議案におけます、訴えの提起につきましては、入居者の瑕疵によるものではなく、本町における手続の適法性・妥当性の内容となってございますことから、入居者の氏名、団地名等については、公表をしないものとさせていただきます。  では、訴えの提起の内容といたしましては、議案書の2ページをご覧ください。  記といたしまして、まず、1の当事者でございますが、原告となるべき者は甲、精華町で、被告となるべき者は乙、町営住宅入居者でございます。  次に、2の管轄裁判所でございますが、京都地方裁判所へ訴えの提起を行うものでございます。  次に、3、請求の趣旨でございますが、乙に対しまして、町営住宅の明け渡しを請求するものであり、訴訟費用につきましては、乙に請求を行うものでございます。  4の本件に関する取り扱いでございますが、訴訟につきましては、弁護士を代理人とした代理人裁判といたします。  また、本議会の承認後におきまして、京都地方裁判所へ訴状を提出することとなりますが、訴状提出までの間も、引き続き乙と住宅の明け渡しの折衝を続けていくことを考えており、訴状提出までの間におきまして、町と乙との間で明け渡しの調整が整った場合には、訴えの提起を行わないものといたします。  訴えの提起後におきましても、町から和解の申し入れを行うことはございませんが、裁判所から和解の勧告がされ、かつ、その条件といたしまして、本件における請求の趣旨でございます、住宅の明け渡しが履行されることが確実となった場合に限りましては、裁判上の和解を行うことといたします。  また、訴訟中におきまして、乙が町営住宅を明け渡しされた場合につきましては、本件の争点がございませんので、訴えの提起は取り下げることといたします。  最後に、判決の結果によりましては、上訴することといたしております。  3ページから5ページには、関係いたします参照条文を、また、6ページ及び7ページには、参考資料といたしまして、本事件の概要を記載しております。  以上、議案第69号の提案理由の説明でございます。ご審議の上、ご可決賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長  日程第23、報告第8号 平成30年度精華一般会計予算継続費精算報告について、日程第24、報告第9号 学研都市京都土地開発公社平成30年度決算に関する書類の提出についての2件を議題とします。  順次、報告を願います。副町長どうぞ。 ○副町長  報告第8号 平成30年度精華一般会計予算継続費精算報告について、町長にかわりまして副町長が報告を申し上げます。  報告書の報告根拠、報告日は、お手元の報告書に記載のとおりでございます。  内容につきましては、めくっていただき、1ページと2ページの見開きでございます。  平成29年度、30年度の2カ年で継続費設定を行いました、防災行政無線整備事業の1件に係る精算報告でございます。  この事業は、2カ年総額で2億7,162万1,000円の計画額に対しまして、2ページの左端の支出済額の合計として、2億6,370万9,814円の実績となったものでございます。  支出額の財源内訳といたしましては、国府支出金として、防衛省の民生安定施設整備事業補助金を充当したものでございまして、また、地方債につきましても、交付税措置率の高い緊急防災減災事業債の活用によりまして、有利な財源手当ができたものでございます。  以上、報告第8号の説明でございました。 ○議長  総務部長どうぞ。 ○岩橋総務部長  報告第9号 学研都市京都土地開発公社平成30年度決算に関する書類の提出について、町長にかわりまして総務部長が説明申し上げます。  書類の提出に係ります根拠及び報告日は、お手元の報告書に記載のとおりでございます。  それでは、報告書に添付をしております、別紙事業報告及び決算書の1ページをお開きください。  公社を構成する本町及び京田辺市、木津川市の3市町全体で、平成30年度の事業概要としましては、公用地の新規取得及び保有用地の引き渡しにより、期末の公用地保有高は、面積で9万3,028.88平米、金額で8億2,993万1,912円となりまして、期首時点からは、面積で5万5,554.2平米、金額で4億2,572万6,920円の増加となっております。  平成30年度中の新規取得及び売却による引き渡しの詳細につきましては、3ページの取得資産明細表及び売却資産明細表のとおりでございまして、当該年度におきましては、本町に係る取得及び売却の案件はございません。  その他、4ページ以降は、公社における平成30年度決算書となっております。  以上で説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長  これで、提案説明及び報告が終わりました。  以上をもって、本日の議事は全て終了いたしました。  次回は、一般質問をあす9月6日金曜日午前10時から開きますので、定刻までにご参集賜りますようによろしくお願いをいたします。  本日はこれをもって散会といたします。大変ご苦労さまでございました。             (時に14時01分) ─────────────────────────────────────  この会議録の記載は適正であると認めここに署名する。     令和元年  月  日           精華町議会議長           精華町議会議長               (前議長)           署名議員           署名議員...